夏が近づくにつれて日本の夏は湿度の上昇を伴います。
いくら通気性に優れているからと言っても羽毛布団では寝るには暑すぎます。
そうなると羽毛の肌がけが登場するのです。
そうなると羽毛布団を収納しなければなりません。
また打ち直しも出来ないくらいになってしまった羽毛布団を処分しようと言うのもこの時期だと思います。
羽毛布団を収納する前に必ずやっておくこと
湿気大国日本は布団をしまうにも一苦労なのです。
羽毛布団などの布団類はクローゼットや押し入れにしまう人がほとんどでしょう!
いざ寒くなった時、布団を出したら何か嫌な臭いが・・・キャー!!湿気によるカビダニの大量発生です。
湿気はカビ・ダニの大好物ですから、こんな恐怖を味わいたくないのなら、布団をしまう前にやっておくことがあるのです。
それは羽毛布団を乾燥させる事です。
収納する前に干そう!
①干す前に空気を入れる
いきなり羽毛布団を干してもいいのですが、これでは芸が無い!
布団を干す前に軽く布団をバサバサさせて空気を入れて羽毛の絡みを取り除きます。
②布団カバーを付ける
側生地のダメージ軽減と汚れ防止の為です。
③羽毛布団は叩かない!
叩くと羽毛が爆発するように飛び出す可能性もありますし、羽毛自体を傷める結果になりますので叩くのはやめましょう!
④干す!
羽毛布団は普通の綿布団と違って通気性がいいので2~3時間干せば完全に余分な水分が抜けます。
一時間おきにひっくり返すとより効果的ですよ~!
羽毛布団は圧縮袋に入れていいの?よくないの?
羽毛布団を干し終わったら収納です。
圧縮袋を使っている方もいるとは思いますが、それダメ~~!!
布団圧縮袋を使用すると長期間、羽毛が圧縮された状態になってしまうので、圧縮袋から出してもふんわり感は戻ってきません。
それに保温力も低下しますので、羽毛本来の温かさが無くなってしまうのです。
羽毛布団を収納する場合は、専用のケースに収納するか、市販の不織布でできたケースに収納。
又は通気性の良い風呂敷又はシーツに包むのも有りです。
さ~これで布団を出した時も安心!それだめ~!!
収納ケースや風呂敷に包んでいても押し入れやクローゼットは湿気大国です!
通気性を良くしているだけではダメなんです。
押し入れやクローゼットの風通しをこまめに行う事でジメジメした感じはなくなりますから。
羽毛布団を収納する時、防虫剤は使う?
布団を押し入れに収納する時には、湿気取りなどを使う方は多いとおもいますが、防虫剤はどうでしょう?
羽毛だから虫がわいたらどうしよう?なんて思ったりもしますよね!
製造段階では羽毛には虫がわかない様な処理がされていますが、長年使っていたり、洗濯した事もあるでしょう。
そうなるとその様な効果は?と思ってしまいます。
そこで安心料として防虫剤を布団の折り曲げた個所に入れて行くのはOK!です。
羽毛からの虫わき防止と湿気大好きダニ君の発生を抑制出来ます。
羽毛布団はいらなくなったらどう処分するの?
いらなくなった布団は皆さんどう処理されていますか?粗大ごみ?廃品回収業者?いろいろな方がいるでしょう。
基本的には、燃えるごみとして出せるのですが、住んでいる所の市区町村のゴミ収集課に聞く事が先決です。
自分勝手に出して収集されない場合に動物に散らかされてしまったり、雨でぐちゃぐちゃになってしまったり、最悪のケースは放火されてしまう事です。
この様な事態を避けるためにちゃんと役所に聞いてから処分することが大事になります。
自分勝手にゴミは出してはいけませんからね~!
リサイクル業者に売る!なんて考えてもダメです。
新品な布団なら買い取りしてくれますが中古となると引きとってはくれません。
老人ホームに寄付をする?
引きとってくれる所もあるかも知れませんが、まずほとんど引きとってはくれませんね。
まとめ
羽毛布団の収納の仕方や処分の仕方について紹介しました。
湿気大国の日本ですからやはり押し入れやクローゼットの湿気対策を万全にしておく事が必須条件になります。
特に空気が動かないと空気が淀みもしますので、定期的に換気をする事で湿気を飛ばしましょう!