学生時代は春休みやゴールデンウィーク、夏休みや冬休みなどの連休はたくさんありましたね。
しかし、社会人になると途端に少なくなり、ゴールデンウィークやお盆休みなどでしかなかなか遠出の旅行などできなくなります。
そんな中、近年シルバーウィークと言われる連休が話題になっているのは知っていますか?
社会人にとっては貴重な連休が増えることは喜ばしいことですね。
ところで、そのシルバーウィークはいつあるのでしょうか?
そこで今回はシルバーウィークとは何なのか、2016年のシルバーウィークはいつになるのかなどについて紹介します。
シルバーウィークって何?いつのことを言うの?
まずはシルバーウィークについて説明しましょう。
シルバーウィークとは9月にある大型連休のことを言います。
ハッピーマンデー制度ができたことにより、本来9月15日であった敬老の日が9月の第3月曜日となりました。
このことにより、土曜日から月曜日までの3連休になります。
さらに秋分の日が9月21日・22日・23日のいずれかの日で、なおかつ水曜日だった場合2日前の月曜日は敬老の日で祝日となっているので、祝日と祝日の間の日は「国民の休日」という祝日になるという決まりから土曜日から水曜日までの5連休ができあがります。
このような特殊な条件によってできたのがシルバーウィークと呼ばれる大型連休なんですね。
ちなみに秋分の日が条件に合わない場合は大型連休とならないのでシルバーウィークにはならないようです。
また、秋分の日が9月21日・22日のいずれかで、かつ火曜日の場合前日は敬老の日で祝日となり、国民の休日はありませんが土曜日から火曜日までの4連休ができあがりますよ。
シルバーウィークっていつ作られたの?その由来は?
では、シルバーウィークはいつ作られたものなのでしょうか。
初めてシルバーウィークの条件が成立したのは2009年になります。
またシルバーウィークの名称の由来はゴールデンウィークに類似することと、2008年に三菱電機ビルテクノサービスが行った「2009年カレンダーについての調査」で「2009年9月の連休に名前を付けるとすれば?」というアンケートを取った際に「シルバーウィーク」が1位になったことが、テレビやインターネットなどのメディアで紹介され、旅行代理店などが使い始め一気に定着したといわれています。
ちなみに「ゴールデンウィーク」や「シルバーウィーク」という言葉は、もともと映画会社の大映の専務によって1950年代前半から提唱され、4月末から5月初めを「ゴールデンウィーク」、9月の文化の日を中心とした期間を「シルバーウィーク」として宣伝したのが始まりです。
のちに1950年代中盤にゴールデンウィークは定着したものの、シルバーウィークは定着せず自然と消えていったようです。
そんな古い言葉が現代で使われるようになるとは驚きですね。
では今年はシルバーウィークはあるの?
気になるのは、今年シルバーウィークはあるのかどうかですよね。
実は残念なことに2016年はシルバーウィークの条件には当てはまらないので連休にはなりません。
せっかく名前のある大型連休なのに毎年ないのは悲しいですよね。
次回のシルバーウィークの条件が揃うまで楽しみに待ちましょう。
次回のシルバーウィークっていつ?
次回のシルバーウィークはいつになるのでしょうか。
一番近い年だと2026年となっています。
ちなみに秋分の日は国立天文台の観測に依存し、前年2月1日の官報にて発表されるので、必ずしも次のシルバーウィークが2026年とは限らないんですよ。
しかし、この計算は今まで狂ったことがないのでこのままいけば次のシルバーウィークは2026年で確実ではないかと思います。
いずれにせよ、かなり先になりますが次にシルバーウィークが来るのを楽しみにしながら旅行などの計画を立てるのもいいのではないでしょうか。
その時は渋滞などのことも考えて計画を立てたいですね。
まとめ
シルバーウィークはゴールデンウィークと違い毎年あるものではなかったんですね。
次回が2026年となると自分だけでなく、世間からも忘れ去られてしまいそうな気がします。
またシルバーウィークが近づいてきたら話題になるのかもしれませんね。
その時まで楽しみに待っているものいいかもしれませんね。