プリンを食べると思わずニッコリの「ニッコリ」の語呂合わせから毎月25日がプリンの日なんだそうです。
手作りプリンに挑戦してみたいけど、どうやって固めるのか考えただけで挫折しそう…
オーブンでの加熱温度や時間が分からないし、蒸し器を使う方法もよく分からないわ。
アレルギーがある家族もいるから、みんなで食べられるプリンを作りたいんだけどなぁ。
牛乳の代わりに豆乳を使ったり、卵を使わないレシピってあるのかな？
そこで今回は、プリン作りの基本から、アレルギー対応レシピまで、失敗知らずのプリン作りのコツをまとめました！
- ボウルで混ぜるだけ！プリンの簡単な作り方
- オーブン、蒸し器を使ったプリンの作り方の時間の目安
- 卵・乳・小麦アレルギーに対応した代替材料とレシピ
プリンの基本の作り方と固め方のポイント
プリンは、ほんの少しのコツさえつかめば、自宅でカンタンに作れるデザートです。
ここでは、失敗知らずのプリン作りのポイントをご紹介します。
基本の材料や手順を押さえて、あなただけのオリジナルプリンを作ってみましょう。
自家製プリンを作る楽しさを、ぜひ味わってくださいね。
材料は牛乳・卵・砂糖・バニラエッセンスのみ
基本のプリンに必要な材料は、たったの4つ。牛乳、卵、砂糖、バニラエッセンスだけで、本格的なプリンが作れます。
牛乳は新鮮で脂肪分の多いものを選ぶのがコツ。よりコクのあるプリンに仕上がります。
- 牛乳は新鮮で濃厚なものを
- 卵は新鮮で大きめのものがベスト
- 砂糖は上白糖かグラニュー糖
- バニラエッセンスは純度の高いものを
卵は新鮮で大きめのものを使うと、よりなめらかなプリンになります。MサイズかLサイズの卵を選びましょう。
砂糖は上白糖かグラニュー糖がおすすめ。さっくりと溶けやすいので、ダマになりにくいのがポイントです。
バニラエッセンスは、香りづけに欠かせない存在。できるだけ純度の高いものを選ぶと、上品な香りが楽しめます。
材料はたった4つ！シンプルなのに本格的よ。
ボウルで材料を混ぜ合わせるだけ
プリン液の作り方は、とってもシンプル。ボウルに材料を入れて、泡立て器でよく混ぜ合わせるだけです。
まず砂糖を牛乳で溶かし、卵を加えてさらに混ぜます。最後にバニラエッセンスを加えて、香りづけします。
- 牛乳で砂糖をよく溶かす
- 卵を加えて混ぜ合わせる
- バニラエッセンスで香りづけ
- こし器でこして滑らかに
ダマを作らないようによく混ぜましょう、ここがポイントです。
こし器でこせば、より滑らかなプリン液になります。
卵はそのままでもいいですが、常温に戻してから使うのがよりベター。
冷たいと牛乳が固まってダマになりやすいので、事前に常温に戻しておきましょう。
型に流し入れてオーブンor蒸し器で加熱
作ったプリン液は、型に流し入れます。
プリン型やココット皿など、耐熱性の容器なら何でもOK。
- 耐熱容器に流し入れる
- オーブンか蒸し器で加熱
オーブンか蒸し器で、じっくり加熱するだけ。
どちらの方法でも、美味しいプリンに仕上がります。
焼き加減は、竹串を刺してみるのが一番。キレイに刺さって抜けてくれば、ちょうどよい固さになっています。
プリンの表面が茶色くなりすぎないよう、焼き加減には注意が必要ですよ。
オーブンの場合は140〜150℃で40分程度
オーブンでプリンを焼く場合は、140〜150℃に設定するのが基本。
低めの温度でじっくり火を通すことで、プリンがふるふるの食感に仕上がります。
焼く時間の目安は30～40分ほど。
オーブンの機種によって多少の差はありますが、竹串を刺してみて、なめらかに抜けてくればOKです。
- 140〜150℃に設定
- 30～40分程度が目安
- 竹串を刺して固さを確認
オーブンの庫内が熱くなりすぎると、プリンの表面が茶色く焦げてしまう恐れがあるので注意が必要。
焼き色がつきすぎないうちに取り出すのがポイントです。
型から取り出した後は、粗熱を取ってから冷蔵庫で冷やし固めます。
2〜3時間ほど冷やせば、プルプルのプリンに。あとはお好みでカラメルソースをかけたら、美味しいプリンのできあがりです！
定番のプリンが、自宅で気軽に作れるなんて楽しいですよね。
ぜひいろいろアレンジを加えて、オリジナルのプリンを作ってみてください。
きっと作る楽しさにハマるはずです！
蒸し器の場合は強火で1分、弱火で20分程度
蒸し器を使ってプリンを作るのも、おすすめの方法。
オーブンを使わずに、手軽に作れるのが魅力です。
強火で沸騰させたお湯の中に、プリン液を流し入れた容器を並べます。
蓋をして強火のまま1分ほど蒸し、その後弱火にして20分ほど蒸し続けます。
強火でやりすぎると、プリンに気泡が入ってしまって出来上がりに影響しますのでご注意。
- 強火で1分蒸す
- 弱火に変えて20分蒸す
- 竹串を刺して固さを確認
オーブン同様、竹串を刺してみて、スッと抜けるようならOKですが、お湯の量や火加減によって調理時間は前後するので、様子を見ながら加減しましょう。
蒸し器の場合、プリンがふわっとした食感に仕上がるのが特徴。
口当たりがやさしく、あっさりとした味わいが楽しめます。
蒸し上がったら、粗熱を取ってから冷蔵庫で冷やし固めるのを忘れずに。2〜3時間でプルプルに固まったら、お好みのソースをかけて召し上がれ！
蒸し器なら、ふんわりやわらかプリンに。手軽でおすすめよ！
蒸し器がない場合はフライパンでも代用可
おそらく蒸し器がないというご家庭が多いはず。
わざわざプリンを作るためだけに蒸し器を買うのも、もったいないですよね。
そこで、どこのご家庭にでもあるフライパンでの作り方も紹介します。
プリン液を作るところまではこれまで書いてきたところと一緒です。
フライパンに布巾を敷き、そこに底から２～３cmの高さまで水(時短したいならお湯)を入れます。
プリン液が入った皿をその上に並べて、フライパンに蓋をしたら弱火で10～15分蒸す。
時間が経ったら火を止め、そのままさらに5～10分蒸らします。
良い固さになったら完成です。
一つやった方がいいことは水滴が落ちるので、プリン液が入った皿にアルミホイルやラップなどで蓋をした方がいいというのがコツですね。
竹串を刺してみて、キレイに抜ければOK
プリンがうまく固まったかどうかは、竹串を刺してみるのが一番の確認方法。
プリンの中央に竹串を刺して、するりと抜けてくればOKです。
竹串がプリンにくっついてこない、クリーンな状態で抜けるのがベスト。
逆に、竹串にプリン液がべっとりとついてくるようなら、まだ固まりが足りない証拠です。
- プリンの中央に竹串を刺す
- するりとキレイに抜ければOK
- プリン液がついてきたらNG
固まり具合は、焼き時間だけでなく、プリン液の分量や材料の配合によっても変わります。
レシピ通りに作っても、うまく固まらない時は、焼き時間を少し延ばしてみましょう。
逆に焼きすぎると、プリンがカチカチに固まってしまうので要注意。
焼きすぎたプリンは、口当たりがザラザラして美味しくありません。
竹串チェックをこまめに行って、ちょうどよい固まり加減を見極めるのがコツ。
失敗を恐れずに、何度か練習してみてくださいね。プリン作りが上達する秘訣ですよ！
表面が茶色くなり過ぎないよう注意
美味しいプリン作りのコツは、表面の焼き色にもあります。プリンの表面が茶色くなりすぎると、苦みが出てしまうので注意が必要です。
オーブンの温度が高すぎたり、焼き時間が長すぎたりすると、プリンの表面が焦げやすくなります。プリンは低めの温度で、じっくり焼くのがポイントです。
- プリンの表面は茶色く焦げやすい
- 焦げすぎると苦みが出る
- 低温でゆっくり焼くのがコツ
オーブンで焼く際は、アルミホイルをかぶせるのも効果的。
ホイルで覆うことで、プリンの表面が直接熱に当たるのを防げます。
蒸し器の場合は、強火で沸騰させすぎないのがコツ。
沸騰したお湯の温度を弱火で保つことで、プリンの表面が茶色くなりすぎるのを防げます。
焼き加減は、こまめに様子を見るのが一番。
うっすらと焼き色がついたら、すぐに取り出すのが美味しく仕上げる秘訣ですよ。
黄金色に輝くプリンを目指して、チャレンジしてみてくださいね。
冷やし固めれば完成！
オーブンや蒸し器から取り出したプリンは、粗熱を取ってから冷蔵庫で冷やし固めます。
しっかりと冷やすことで、あのプルプルの食感が生まれるのです。
冷蔵庫で冷やす時間は、2〜3時間が目安。
しっかりと冷えるまで、我慢強く待つのがコツですよ。
- 粗熱を取ってから冷蔵庫へ
- 2〜3時間冷やし固める
- カラメルソースをかけて完成
冷やし終わったら、型から取り出してお皿に盛り付けます。
仕上げに、カラメルソースをたっぷりかければ、憧れのプリンのできあがり！
お好みで、生クリームやフルーツソースをかけるのもおすすめ。
アレンジ次第で、いろいろな味わいが楽しめますよ。
自家製プリンなら、材料も工程もすべてがわかるから安心。
ぜひ大切な人と一緒に、手作りプリンを味わってみてくださいね。
笑顔があふれる、幸せなティータイムになるはずですよ。
しっかり冷やして、トロトロプリンに。手作りの感動を味わって！
アレルギーでも安心！代替材料で作るプリンレシピ
プリンの基本材料である牛乳や卵は、アレルギーの原因になりやすい食材。
でも、代替材料を使えば、アレルギーがあってもおいしいプリンが作れるんです。
ここでは、卵・乳・小麦アレルギーの人におすすめのプリンレシピをご紹介。
誰でも安心して食べられる、優しい味わいのプリンを作ってみましょう。
アレルギー対応プリンのポイントは以下の通り。
材料選びのコツを押さえれば、アレルギーがあってもプリン作りを楽しめますよ。
卵アレルギー→とろみのある豆腐で代用
卵アレルギーの人には、豆腐を使ったプリンがおすすめ。
絹ごし豆腐のとろみが、卵の代わりにプリンをなめらかに仕上げてくれます。
豆腐は低カロリーなのもうれしいポイント。ヘルシーなのに満足感もあって、罪悪感なくプリンを楽しめます。
- 絹ごし豆腐300gを使用
- 豆腐のとろみで卵の代用に
- 低カロリーでヘルシー
豆腐プリンの作り方は、基本のプリンとほとんど同じ。豆腐をミキサーにかけてペースト状にしたら、牛乳と砂糖を加えて混ぜ合わせます。
あとは型に流して蒸すだけ。豆腐のとろみで、卵を使わなくてもプリンらしいやわらかさに仕上がりますよ。
豆腐は大豆のたんぱく質を多く含むから、良質のたんぱく質が摂れるのもメリット。
卵アレルギーの人も、美味しく栄養たっぷりのプリンを味わえますね。
乳アレルギー→豆乳や米ミルク使用
乳アレルギーの人におすすめなのが、豆乳プリン。
牛乳の代わりに豆乳を使うことで、乳製品ゼロのプリンが作れます。
豆乳は牛乳に比べてあっさりとした味わい。
豆乳の風味を生かした、ヘルシーで優しい甘さのプリンに仕上がります。
- 牛乳の代わりに豆乳を使用
- あっさりとしたヘルシー味
- 米ミルクでも代用可能
豆乳の代わりに、米ミルクを使うのもおすすめ。米ミルクは米から作った植物性ミルクで、ほんのり甘い味わいが特徴です。
米ミルクを使えば、和風テイストのやさしいプリンが楽しめます。トッピングに黒蜜や きな粉をかければ、和スイーツ感覚で味わえますよ。
豆乳も米ミルクも、牛乳よりローカロリーなのがうれしい。乳アレルギーの人も、ヘルシーなプリンでティータイムを満喫できます。
豆乳や米ミルクなら、乳製品ゼロでヘルシーよ。
小麦アレルギー→コーンスターチで固める
プリンのとろみ付けに小麦粉を使うレシピもありますが、小麦アレルギーの人はコーンスターチを代用するのがおすすめです。
コーンスターチはトウモロコシから作られたでんぷん。
小麦粉と同じようにとろみをつけられるうえ、なめらかな口当たりに仕上がります。
- 小麦粉の代わりにコーンスターチ
- コーンスターチでとろみアップ
- なめらかな舌触りに
コーンスターチの分量は、小麦粉の代わりに大さじ1杯程度。
牛乳や豆乳で溶いてからプリン液に加えれば、ダマにならずにきれいに溶け込みますよ。
コーンスターチ以外にも、葛粉や片栗粉を使う方法も。
お好みのでんぷんを選んで、自分好みの食感を探してみてくださいね。
小麦アレルギーがあっても、コーンスターチを味方につければ安心。
とろっとした口当たりのプリンを、存分に味わえますよ。
市販のアレルギー対応プリンの素もおすすめ
自家製プリンにチャレンジする時間がない人には、市販のアレルギー対応プリンの素がおすすめ。
卵・乳・小麦不使用のプリンミックスが、手軽に買えます。
プリンの素に豆乳や米ミルクを加えて混ぜるだけで、本格的なプリンが作れるんです。
忙しい人でも、手軽にアレルギー対応プリンを楽しめますよ。
- 卵・乳・小麦不使用のプリンミックス
- 豆乳や米ミルクを加えるだけ
- アレルギー対応＆時短で便利
プリンの素を使えば失敗知らず。
アレルギーがある人も、安心しておいしいプリンが食べられます。
いろいろなメーカーからアレルギー対応食品が販売されているので、お気に入りを探してみるのもおすすめ。
きっとあなた好みのプリンに出会えるはずでしょう。
素材選びや配合に悩む必要がないから、アレルギーがあってもプリン作りを気軽に楽しめます。
市販のプリンミックスを味方に、スイーツ作りデビューしてみませんか？
アレルギー対応のプリンミックスなら、簡単で便利よ。
まとめ
今回は、プリンの基本的な作り方とアレルギー対応のレシピについて紹介しました！
- 基本のプリン材料
- 固める方法の詳細
- 代替材料の提案
簡単で美味しいアレルギーフリーのプリンが作れて良かったね。
次回もぜひ試してみてください。
