日本には四季が存在していて、ここまで季節感が異なる地域は珍しいとも言えます。
最近の地球温暖化によって、夏激あつ、冬は暖冬で季節感もめちゃくちゃになってきています。
それでも、日本の社会は古き良き時代の風習に則って衣替えをおこなうのです。
この衣替えを行う事で、夏から秋・冬への季節の移り替わりも、自ら体感することが出来るのです。
では、秋冬物への衣替えっていつ行えばいいのでしょうか!?
秋の衣替えの時期っていつ頃?例年通りならこのあたりだけど・・・
基本的に衣替えと時期と言うか日付は
6月1日(夏衣替え)
10月1日(冬衣替え)
となっていますが、この日付は行政関係や学校など制服を着ている方々の衣替えの日程となっています。
基本的にお役所関係は何でも決まりごとが無いと動けないですからね~!
ちなみにこの日程が決まったのは明治時代に制定されたものです!
ただ明治時代と現代では気温の差が大きく違っているので、このままの風習でいいのか?と疑問に思えもしますが秋口は気温が急激に下がる事もしばしばあるので微妙な所ですね。
普通のサラリーマンなど基本的に取り決めが無い場合はどのあたりから衣替えに移るのでしょうか?
秋の衣替えの場合、10月1日にキッチリ衣替えなんてして秋冬物を着ていたら、暑~!!って思う事も多いです。
人間は忘れる動物ですから、きっちりこの日に衣替えした!と断言出来る人はすくないでしょう。
公官庁の10月1日を基準にして2週間位が例年通りくらいでは無いでしょうか。
どのような基準で決めればいいのか?気温で決める?
先ほど10月1日を基準にして2週間としましたが、実際は2週間後でも物すごい暑い日も現代ではありえるのです。
まして10月は気候は安定傾向ですが、気温が落ち込む日が何日か必ず出てきます。これもまた、かなりファジーですよね!
朝の天気予報を参考に衣替えの時期を見極めるのがベストなのではないでしょうか。
参考程度に
最高気温 22~20℃ 春物 夏物 秋物
20~15℃ 春物 秋物
15℃以下 冬物
週間天気用法の気温を参考にして「この週は20℃以下が多い!」と思ったら夏物とサヨナラする基準になります。
とはいえ寒いときもありますよね、微調整の方法
最高気温が20℃を下回る日が多くなった頃に衣替えを行うのがベストです。
秋物を中心に衣替えをし始めると思いますが、急に寒い日が訪れる事もあります。
その時の用心で、冬物を少し出しておく事が良いでしょう。
ただ、気温の低下は確実に訪れますので、秋物の衣類と冬物の衣類をいれかえがすぐに出来るように準備しておくのが良いです。
収納する場合に春物・夏物・秋物・冬物と言った4つに分けて収納することで、衣替えの時期や気温の変化の激しい時期に対応できます。
そうすることで寒暖の激しい時期の微調整が取りやすくなります。
ビジネスマンの方もスーツの衣替えをしましょう
今まではトータル的な衣類の衣替えについて紹介してきましたが、スーツも一緒でいいのか?と言う疑問もわいて来ますよね!
多くのビジネスマンの方は春夏物と秋冬物の2パターンのスーツを持っている方が多いと思います。
では、いつ頃から秋冬物スーツにチェンジしたらいいのでしょうか?
スーツの場合は微調整が取りにくいので、日付できっちり衣替えって事は厳しいでしょう。
ただ、ビジネスマンのマナーも含めて考えなければなりません。
10月でも30℃近い日もあれば20℃を切る日も多くなってきます。
自分がまだ暑いからと言って11月近くで夏物スーツを着ていると相手に失礼になりますので、ある程度取り決めを決めておくことが大事です。
- 気温で決める場合は22℃を下回る日が3日間続いたら秋冬スーツに変える。
- 10月20日以降は必ず秋冬物に変える。
などの様な取り決めをしていた方が自分も楽ですし、相手に失礼になる事は無いでしょう!
まとめ
秋冬衣類の衣替えの時期について紹介しました。
秋口の切り替えのタイミングが春夏物より難しく感じます。
完全に10月15日から季節も気温も秋!!って決まっていれば、この日に衣替えが出来るのですが、そこはやはり自然が相手の事なので、そうそううまくいきません。
気温を目安に衣替えをして行くのが一番いいのではないでしょうか。