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クリスマスにケーキを食べる由来と人気のケーキの種類は?

季節

 

クリスマスは1年の中でケーキ屋さんが最も忙しい時期だそうです。

デコレーションケーキにブッシュドノエル、フロマージュケーキやシュトーレンなどなど、最近ではアイスクリームで作られたアイスケーキや、キャラクターをデコレーションしたケーキなどもありますが、クリスマススイーツ、といえばクリスマスケーキです。

今回は、クリスマスケーキの由来や種類、人気のケーキをご紹介します。

プリント

 

 

 

クリスマスケーキの由来

もともとのクリスマスの習慣として客に料理を振る舞うというものはありましたが、クリスマスにケーキを出すという習慣は、19世紀ころにフランスで作られるようになった「ブッシュドノエル」が始まりと言われています。

日本では1922年に不二家さんがクリスマス用のケーキとして販売を始めたことが始まりです。

当初はバタークリームが全盛で、重たいクリームは好みが分かれるところでした。

しかし、1970年ころに口当たりの軽い生クリームが登場したことで人気が出始め、チョコレートやチーズベースのものや、1990年代には本来のクリスマスケーキであるブッシュドノエルも登場し、現在のようにクリスマスの定番として人々の間に定着していきました。

 

 

 

実は日本は少数派?

クリスマスケーキというと、いちごなどのフルーツが飾り付けられたデコレーションケーキが真っ先に頭に浮かびますが、このデコレーションケーキ、日本では当たり前の光景ですが、クリスマスに出すという習慣があるのは世界から見ると少数派というのはご存知ですか?

アメリカではパイやクッキーが出されることが一般的で、そもそもクリスマスケーキという概念がありません。

 

イギリスではフルーツやナッツを使った「プラムプディング」、日本人の考えるプリンとは違い、小麦粉の生地にドライフルーツ、ナッツや香辛料を混ぜ、焼き上げたもので、濃厚な味のケーキです。

一家に一つのレシピがある、と言われるほどイギリス人に親しまれるクリスマスケーキです。

 

フランスでは木の切り株をイメージした「ブッシュドノエル」、元祖のクリスマスケーキを出す習慣が今も続いています。

その名の通り、「クリスマスの薪」という意味を持っており、諸説ありますが「キリストの誕生を祝い、幼い救世主を暖めて護るため、暖炉で夜通し薪を燃やした」というキリスト教の逸話から生まれたと言われています。

 

ドイツではドライフルーツやナッツが練りこまれた生地に砂糖をまぶした菓子パン「シュトーレン」をクリスマス期間に食べる風習が一般的です。

 

他にも・・・

 

イタリアの「パネトーネ」

 

スペインの「トゥロン」

 

オーストリアの「クグロフ」

 

などなど、日本ではあまり馴染みのないものもありますが、どの国もキリストの誕生を祝う厳かな日であるクリスマスにピッタリのシンプルなケーキ、お菓子が一般的となっているのが特徴です。

 

 

 

子どもと大人、それぞれに人気のケーキは?

さて、そんなクリスマスケーキですが、どのようなものが人気が高いのでしょうか?

クリスマスケーキにも多種多様な種類のケーキがあり、毎年多くのスイーツ専門店などがクリスマス用のケーキを作り、人気店の中には予約も出来ないほどのところもあります。

人気の傾向は毎年違うのですが、子供に人気のケーキはやはり生クリーム仕立てのケーキや、チョコなどを使用した甘めのものが好まれています。

キャラクターのデコレーションケーキも人気で、毎年クリスマスが近づくと、TVCMなどでよく見かけます。

アレルギー対策のされたケーキも人気で、材料に気を配ったケーキは、アレルギーのある子供をもつ親御さんに人気が高いそうです。

大人には甘さ控えめのケーキが人気が高く、ガトーショコラやフルーツタルト、チーズケーキ系などは、種類も豊富で甘さひかえめのものも多くあるため、男女問わず高い人気があります。

高級フルーツをつかったりしたものや、デコレーションの美しいものは、パーティや女子会などに持ち寄ると喜ばれます。

また、ペット用のケーキも最近はいろいろありますのでペットと一緒にも楽しめますね。

 

 

 

まとめ

クリスマスケーキと言っても多種多様にあり、味はもちろん見た目にも楽しい気分にさせてくれるものがたくさんあります。

人気店のケーキやお気に入りのケーキでクリスマススイーツを満喫し、楽しいクリスマスを過ごしましょう!

 

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