行事

酉の市って何だろう?その意味と由来を知っておこう!

 

 

みなさんは『酉の市』と聞いたことがありますか?

 

ウィキペディア百科で調べると「例年11月の酉の日に行われる祭り」と書かれていました。

「大酉祭」(おおとりまつり)とか「お酉様」とも呼ばれています。

 

名物は縁起熊手で新年の開運招福、商売繁盛を願うおまつりです。

 

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酉の市で知られる神社について

 

ここで酉の市を開催するいくつかの神社について書きたいと思います。

 

  • 大鳥神社(大阪府堺市西区)
  • 大鷲神社(東京都足立区)江戸酉の市の発祥の神社
  • 鷲神社(東京都台東区)関東三大酉の市の一つ
  • 酉の寺・長國寺(東京都台東区)浅草酉の市の発祥の寺
  • 花園神社(東京都新宿区)関東三大酉の市の一つ
  • 大國魂神社(東京都府中市)関東三大酉の市の一つ
  • 大安寺(静岡県浜松市中区)
  • 長福寺(名古屋市中区)
  • 素盞男神社(名古屋市中村区)
  • 常陸鴻巣鷲神社(茨城県那珂市鴻巣)

 

 

 

酉の市について

 

関東地方では基本的に鷲神社などで行われる年中行事です。

現在では大阪などの関西でも開催されるようになりました。

多くの露店が並び縁起熊手が売買されます。

 

鷲神社とは日本武尊が祀られる神社で武運長久や開運、商売繁盛が進行される。

本社は鷲宮神社と呼ばれ埼玉県久喜市にあります。

日本武尊が東征に行く前に同社で戦勝祈願をしたとされています。

 

浅草の鷲神社(台東区)の酉の寺長國寺は新吉原の遊郭と隣接しており、酉の市御例祭のときには遊郭内が解放されたことから最も有名な酉の市として現在に至っています。規模が熊手店約150店舗、露店が約750店舗で、毎年およそ70万人の人々が訪れるとされています。

 

 

 

 

酉の市の由来

 

酉の市の由来については神道と仏教の両方からの解説があります。

 

  • 神道の解説について

日本武尊が鷲宮神社で戦勝祈願をしたことは先ほど書きました。

その後、祝勝を花畑にある大鷲神社で行いました。

これにより日本武尊が亡くなった11月の酉の日に大酉祭が行われるようになりました。

熊手に関しては日本武尊が戦勝のお礼参りをしたときに社前の松に熊手を掛けたことから来ています。

 

  • 仏教の解説について

仏教では1265年に11月の酉の日に日蓮宗の日蓮上人が上総国鷲巣(現在の千葉県茂原市の小早川家(現在の大本山鷲山寺)で国家平穏を祈ったところ、明星(金星)から明るく輝く鷲妙見大菩薩が鷲の背に乗って現れ出ました。

これにより浅草の長國寺では11月の酉の日に鷲山寺から鷲妙見大菩薩の出開帳が行われるようになり、1771年から長國寺に鷲妙見大菩薩が勧請され、11月の酉の日に開帳されるようになりました。

 

 

 

熊手の買い方について

 

酉の市の名物は縁起物がたくさんついている熊手です。

もともと熊手は農具ですが、福や金銀をかき集めるものと見立てられるようになりました。

それで、商売繁盛、招福の意味が込められ人々に買われるようになりました。

 

熊手は毎年徐々に大きいものに買い替えると良いとされており、また値切れば値切るほど縁起がいいとされています。

 

この熊手の買い方がとても特徴的です。

 

最初に値段を聞きます。

次に値切ります。

さらに値切ります。

もっと、もっと値切ります。

頃合いを見て商談成立です。

これで終わりではなく、最初に聞いた値段を払います。

そして、おつりとして戻ってきたお金をご祝儀として渡すのです。

 

とても変わっていますよね。

 

多く値切ったお客さんは、買ったことやご祝儀を渡したことに喜び、売り手はご祝儀を頂戴して儲かった気分になります。

 

このようにして購入した熊手は家に持って帰り玄関の少し高いところか、神棚供えられてお正月を迎えます。

 

 

 

まとめ

 

このように酉の市では熊手の購入のときに、気っ風の良いやり取りが、買い手と売り手の間でなされます。

どれだけ「粋な買い方」ができるかが注目されているのです。

 

その他に、酉の市は、正月の準備の始まりを告げる風物詩ともなっています。