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銀杏拾い、その拾い方とどう処理、調理すればいいのか?

 

 

みなさんは銀杏を知っていますか?

 

銀杏はイチョウのみで、秋に収穫することができます。

風の吹いた後にイチョウの木の周りを調べれば銀杏の実を拾うことができます。

 

ただし、イチョウの木にはオスとメスがあるので、当然メスの木の周りを探さないと銀杏を拾うことはできません。

 

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銀杏を拾って来たら・・・

 

最初にやるべきなのは、銀杏を拾うことです。

当たり前ですよね。

 

では、拾って来たらどのように処理することができるでしょうか?

果肉は食べることができません。

それで、果肉を腐らせる作業をしなくてはなりません。

方法としてはバケツに水を入れて銀杏の実を一週間程つけておきます。

 

注意点は臭いが強烈ですからビニールか何かで覆いましょう。

 

 

 

一週間後

 

一週間程経てば果肉は腐って柔らかくなります。

種を取り出すために、水から銀杏を取り出し、ビニール袋に入れて足で踏みます。

バラバラになった果肉を取り除くためザルに移します。

流水を使ってきれいに果肉を取り除きましょう。

 

注意点は必ずビニール手袋を使ってください。

さもないと手が荒れます。

銀杏にはギンコール酸が含まれています。

これが、問題を引き起こすのです。

このギンコール酸により漆などのように皮膚炎を引き起こす可能性があります。

長時間、実に触れたことで症状が発生した場合があります。

 

キレイに果肉を取り除いたら干します。

(臭いが強烈なので、近所迷惑にならないように、この作業をする場所に注意してください。)

 

三日間位干すと十分です。(乾燥するともはや臭いは無くなります。)

 

 

 

銀杏の調理の仕方

 

 

銀杏の調理の仕方は簡単で、封筒を準備します。

準備した封筒に干した銀杏を入れます。

あとはレンジでチンして2、3個銀杏が「パン」とはじけたらOKです。

 

あとは上手に殻を取り除いて中身に塩をかけておいしくいただくことができます。

(殻を割るときにペンチでつぶす方法もありますが、中身をつぶさないように注意してください。)

専用のペンチを使うと上手に殻を割ることができます。

 

レンジを使わずにフライパンを使う方法もあります。

フライパンの場合にはレンジと違って銀杏が「パン」とはじけることがありません。

ですから、火が通ったかどうかわかりにくいですが、むらなく焼くことができるというメリットがあります。

 

 

 

銀杏の栄養成分

 

銀杏はただ単においしい食材ではないのです。

銀杏の主な成分は脂質、糖質、ビタミンA、C、鉄分、カリウム、マグネシウム、ナイアシンなどです。

どの成分も新陳代謝を促し、きれいな肌をつくるのに必要な成分です。

 

また、銀杏にはパントテン酸が含まれています。

とても、良い成分です。

パントテン酸は脂肪の代謝を促し、エネルギーに変える効果と抗酸化作用がります。

 

ですから、銀杏を食べればカリウムとパントテン酸により代謝を促し、ビタミンで美肌を形成することができます。

 

女性にとって強力な味方ですね。

 

さらに、銀杏に脳血管を広げ、学習能力を高め、物忘れを防止する効果があります。

それで、ヨーロッパではアルツハイマーの薬として使用されています。

 

また、滋養強壮や強精効果もあり、ほかに膀胱や肺を温める効果があります。

それで、頻尿や夜尿症の改善、喘息の治療、咳止め、たん切りの効果を期待することができます。

 

ただし食べすぎには注意してください。

特に、5歳未満の小児です。

銀杏にはメチルピリドキシンという成分が含まれています。

この成分により、まれに痙攣を引き起こすことがあります。

大人はほとんど問題ありませんが、小児、子供には注意が必要でしょう。

 

 

 

まとめ

 

このように銀杏はとても健康に良い食材です。

それで、血圧が高めの方、お肌をきれいに保ちたい方、夜尿症に悩んでいる方、咳やたんを落ち着かせたい方におすすめです。

 

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