前回の記事では残暑見舞いの書き方について書きました。
形式や含めることのできる内容、書く時期などについて記事にしました。
そこで、今回は文章の例を紹介したいと思います。
例1
“残暑お見舞い申し上げます。
立秋とは名ばかりの…という言葉のとおり暑い日が続いております。
そちらはいかがですか?
先日は大変お世話になりありがとうございました。
夏祭りに、魚釣り、夏野菜の収穫と滅多にできない体験をさせていただきました。
子供たちも家に帰りましてから、楽しそうに、興奮気味に振り返っております。
採れたての新鮮野菜のお料理の味は忘れることができません。
本当にありがとうございました。
今度はぜひこちらに遊びにいらしてください。
皆で楽しみにお待ち申し上げます。
どうぞ皆様によろしくおつたてください。
日付 2015年○月○日
名前 ○○○○“
お世話になった人への感謝の気持ちが込められています。
夏の思い出になっている出来事を少し含めるとその気持ちがより一層伝わります。
例2
“残暑の候、ご無沙汰しております。
残暑見舞いいただきましてありがとうございました。
今年は異常な暑さで、熱帯夜が続き大変でしたが皆様におかれましては、
お元気のご様子何よりと存じます。
私どもは暑さに負けず何とかこの夏を乗り切っております。
また、先日はけっこうな贈り物を頂戴しまして、誠にありがとうござました。
残暑厳しい折柄、どうかご自愛くださいますよう、お祈りいたします。
日付 2015年○月○日
名前 ○○○○“
ちょっと硬い感じがするかもしれません。
礼儀をわきまえた文章となっています。
正しく敬意を払う必要のある時に参考にしてください。
例3
“残暑お見舞い申し上げます。
立秋を過ぎても厳しい暑さが続いております。
お変わりなくお過ごしでしょうか?
今年は長男が小学校最後の夏休みとなるため家族全員で自転車旅行を計画したのですが、
あまりの暑さに負けて日程を大幅に短縮しました。
お陰で家族に頭が上がりません。(笑)
まだ、しばらく暑さが続くようです。
皆様どうぞご自愛ください。
日付 2015年○月○日
名前 ○○○○“
夏の思い出を楽しく織り交ぜた形式となっています。
親しい友人とか親族などに送るときに参考になると思います。
夏の楽しい思い出が含まれているので受け取る側もさわやかな気持ちになります。
例4
“残暑お見舞い申し上げます。
ラッシュアワーの毎日が恨めしくなるほど今年の残暑はきびしいです。
お忙しい毎日ではなおさら大変なのではないかと案じております。
残暑とはいえ夕方のヒグラシの声には救われるような思いがします。
どうかお体を大切にお過ごしくださいますようお祈りしております。
敬具
日付 2015年○月○日
名前 ○○○○“
上司などの目上の人に書くときに参考にしてください。
キチンと敬意を払うことが大切です。
まとめ
残暑見舞いの文章例を紹介しました。
ぜひ、参考にしてくださいね。
状況に応じてどういう書き方にするか、適切に判断してください。
親しい友人か、親族か、夏の間お世話になった人に書くのか、上司、会社の同僚なのかによって
書き方、文章の形式が変わってきます。
注意し、失礼のないようにしましょう。
前回も書きましたが、はがきを使うと「オリジナル残暑見舞い」ができて大変興味深いです。
子供に絵を描いてもらって、文章は自分で書くこともできます。
そのような、一工夫をすれば家族全員で残暑見舞いを書くことを楽しむことができます。
受け取る側も楽しい気分になること間違いありません。
残暑見舞いは『相手の健康を気遣う季節の便り』です。
ただ形式的に書くのではなく、何か一工夫をすることによって相手への気遣いを示しましょう。