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2015年の敬老の日はいつ?由来とその意味は?

 

突然ですが質問です、敬老の日はいつですか?

 

 

 

 

 

 

はい、以前は9月15日でした。

 

しかし、今はハッピーマンデー制度により9月第三月曜日に移行しました。

 

ですから、今年の敬老の日は2015年9月14日です!

 

敬老の日のその目的は、おじいちゃん、おばあちゃんを大切にし、その長寿を祝う日です。

 

では、敬老の日の由来は何でしょうか?

 

今回はその点を調べてみました。

 

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敬老の日の由来

 

敬老の日の由来は2つ説があります。

 

  • 聖徳太子説
  • 養老の滝説

 

聖徳太子説から見てみましょう。

聖徳太子は推古天皇元(593)年に大坂に四天王寺を建立しました。

その時、四箇院の制をとりました。

その四箇院とは・・・

 

1、敬田院 

2、施薬院 

3、療病院 

4、悲田院

 

でした。

敬田院は仏法の修行場で、施薬院は薬局、療病院は病院、

悲田院は孤児院、老人ホームの機能を持っていました。

 

この悲田院が9月15日建立されたことが由来とされています。

 

養老の滝説に関してですが、

昔、美濃の国(現在の岐阜県)に酒好きの父親と孝行息子がいました。

孝行息子は木こりで収入はわずかでした。

ある日、孝行息子は仕事場で足を滑らせてしまいました。

 

谷間に転がり落ちてしまいましたが、どこからか美味しいお酒の匂いがしました。

何と石の間から水が出ていたのですが、その水がなんと美味しいお酒だったのです。

それからというもの、毎日その水を汲み父親をたいそう喜ばせたそうです。

 

この話がその当時の天皇、元正(げんしょう)天皇に伝わりました。

元正天皇は自分でその土地に赴いて自分で試してみたら素晴らしい効果が現れました。

そして、年号を霊亀から養老に変更したそうです。

元正天皇が旅をしたのが9月中旬とされています。

 

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どちらが本当なのかは、わかりません。

ひょっとすると2つの説共に本当ではないかもしれません。

 

 

 

敬老の日の始まりについて

 

では、時を現代に移しましょう。

どのようにして敬老の日がスタートしたのでしょうか?

 

始まりは1947年(昭和22年)にさかのぼります。

兵庫県多可郡野間谷村(現在の多可町八千代区)でスタートしました。

 

当時の村長だった門脇正夫氏と助役の山本明氏が、

「老人を大切にし、年寄りの知恵を借りて村作りをしよう!」という趣旨の元、

「としよりの日」を提唱しました。

1年の内で気候が良く農閉期にあたる9月15日に敬老会が開かれました。

 

その後1950年(昭和25年)に兵庫県全体に敬老会が広がりました。

「9月15日をとしよりの日にしよう」と、県民全体が運動に参加しました。

 

そして、翌年1951年(昭和26年)に全国に広がりました。

中央福祉審議会が9月15日を「としよりの日」と定めました。

 

1964年(昭和39年)に「としよりの日」から名前を改め「老人の日」に変更されました。

そして1965年(昭和40年)に「敬老の日」が制定されました。

 

通常、毎年9月15日に祝われていましたが、2001年にハッピーマンデー制度により、

9月の第三月曜日に祝われるようになりました。

 

敬老の日は、多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し長寿を祝い、

高齢者の福祉について関心を高め、高齢者の生活向上に努めるよう、

若い世代に促すという気持ちが込められています。

 

おおよそ20年ほどの期間で確立されたということです。

 

 

 

まとめ

 

高齢者(ご老人)は、何才からでしょうか?

判断はむずかしいですね。

頭が白髪でいっぱいでも元気な人はいますし、若いのに老けて見えてしまう人もいます。

 

世界保健機関(WHO)によると、その定義は65才以上だそうです。

老人福祉法でも65才以上かどうかで判断されるそうです。

 

一般的な定義はわかりました。

でも、大切なのはやはり『感謝の気持ち』でしょう。

64才の時は祝わないけど、65才を超えたから祝うというのは少し情に欠けるような気がします。

 

やはり、普段から接していて感謝の気持ちを感じているのであれば、

年齢に関係無くその気持ちを表現した方が人間らしくていいと思います。

 

 

 

 

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